A 「繊維の束で出来ており、白く、歯の硬さに近い材料で審美性の高い土台です。」
このファイバーコアは、主にセラミックスや、審美性の求められる前歯などでよく使われます。保険治療でよく使われる合金のものに比べ、硬さが歯に近い為、破折の際には、歯が折れるのを防ぐ働きもあります。
オールセラミックス治療を行う際、神経の無い歯において、おすすめすることが多いです。
詳しくは、「コラム:ファイバーコア」をご参照下さい。
A 「セラミックスはレジンと違い、着色はしても変色はしません。」
つまり、セラミックスはレジンと違い、ステインなどが表面に付着しても、そのモノ自体の色が変わって行くことはありません。一方、レジンは、ステインなどの着色が材料の中に浸透する為、時間が経つとモノ自体の色が変色してしまうのです。
そのため、保険治療などで使われている、前装冠と呼ばれる差し歯や、プラスティックの詰め物であるレジンなどは、数年使って行くうちに色が変わってしまいます。
これらの色の変化を予防するために、セラミックスであっても定期的なメインテナンスで着色を防止したり、レジンであっても同じように半年に1度の来院が必要になってくるのです。
A 「主に、メタルフリーのオールセラミックと、内側に一部メタルを使うメタルボンドセラミックがあります。」
また、メタルフリーのオールセラミックに関しては、強度や、適応部位が細かく分類されておりますので、各々の症例にあわせて最適なセラミックをお勧めします。
詳細に関しては、実際にお越しいただいた上で、最適なセラミックをセレクトし、ご説明致します。
詳しくは、「コラム:オールセラミックスとメタルボンドセラミックスの違い」をご参照下さい。